山車修復事業のご報告

岡田中組の山車

文化十一年(1814年)八月建造。

 

天保十年(1837年)現在の形に改修。

以降200余年間、大規模な修繕はされず、当時の姿を変えることなく現在に至っております。

 

 岡田二区区民の皆様並びに修復事業に賛同いただきました方々の温かいご援助を受け3期にわたり修復事業が進んでおります。

 


第一期修復事業

平成31年度文化芸術振興費補助金(文化遺産総合活用推進事業)を受け、令和元年に雨車を構成するすべての彫刻の修復、彩色画、ご前山の木地修復、漆塗直し、金箔押し直し、錺金具の修復、壇箱の復元新調を行いました。

第二期修復事業

令和3年度文化芸術振興費補助金(地域文化財総合活用推進事業)を受け、欄干、上山の木地修復、漆塗直し、金箔押し直し、錺金具の修復、柱彩色、舛組彩色の復元を行いました。

第三期修復事業

令和3年度補正予算地域文化材総合活用推進事業(国指定等以外)を受け、山車の基部となる「台輪」の修復に着工。

令和5年3月完成予定。