木偶(三人遣い)と、からくり人形


知多半島の山車における芸能の特色は一つの山車で「からくり人形」と「三人遣い人形(岡田では”木偶”と呼びます。)」という人形芸能を演じるところにあり、古来から知多型の古い形態の山車では盛んに人形芸能が行われ、これらは神事芸能として伝わってきたため現在までその技が伝えられてきたようです。

しかし木偶(三人遣い人形)においては、現在「三番叟」だけが引き継がれ、本来は三番叟以外にも人形芝居や他の演目が存在したが今日では残念ながら廃絶した地区が多いようです。

岡田は各組が三番叟以外に存在する演目の消滅危機を乗り越え、現在も各組の特色ある木偶(三人遣い人形)をからくり人形と共に伝えています。

岡田春まつりへお越しの際は、ぜひ各組の木偶をご覧ください。

 

 

中組の木偶( 三人遣い )

三番叟 ( 知多半島唯一の女型三番叟) 写真上段左側

弥津志 ( 演目数・・・2 )写真下段左側

尾弥間 ( 演目数・・・2  )写真上段右側

 

中組のからくり人形 写真下段右側

綾渡り(唐子)

楽人(締太鼓打ち)

楽人(鼓打ち)