岡田二区中組山車まつり保存会

岡田春まつり


 岡田春まつりの歴史 

 慶長11年(1606年)日長郷の里村・中村・奥村が統合され岡田村が誕生した以降、寛文4年(1664年)までは現在のような山車は所有せず、祭礼の余興は馬、「御馬頭祭り」は毎年55日であったことが古昔の文書中に記されています。

 また、当時の村社であった日長神社の寛文5年(1665年)の記録には「岡田村ノ御馬頭ノ祭絶エタリ」とあり、この時期に日長神社が遠路であったこともあり、岡田村内の白山宮が氏神として祀られます。その後、元禄2年(1687年)に里村、奥村が山車を所有、安永5年(1776年)には里村、中村、奥村の3組が山車を所有し、現在の岡田春まつり(山車祭り)の原型が整います。その後、明治6年(1873年)に氏神が白山宮から現在の神明社へ遷り、明治14年まで祭礼は82日に行われてきましたが、同年の村会議で祭礼を816日に行うことが決議され、明治20年(1887年)から施行されました。その後、明治24年には815日の開催へ変更され、明治30年に現在の祭礼開催の基準日でもある416日に開催日が変更され現在に至っています。